BUN(尿素窒素)―血液検査の結果の見方・わかること

BUN(尿素窒素)

BUNなど生化学9項目を自宅で検査できます

BUN(尿素窒素)って何?

 尿素は、体内の蛋白質が分解されてできる最終産物(いわゆる排泄物)です。蛋白質を構成しているアミノ酸が代謝されてできたアンモニアが肝臓の「尿素サイクル」での反応を経て生成されます。尿素は腎臓で血中からろ過されて尿中に排泄されますので腎機能を調べる上で重要な指標となります。
 

BUN(尿素窒素)検査によってわかること

 血液中の窒素は腎臓の糸球体という所でろ過されて尿中に排泄されますので、腎機能が衰えて尿中への排泄が困難になると血液中にどんどん尿素がたまっていくことになり、血中BUN濃度は上昇します。このような理由からBUNは腎機能を反映する指標として利用されています。同じく腎機能を評価するCRE(クレアチニン)を同時に測定することでその比から蛋白質の代謝状態を把握することができます。
 また、尿素は蛋白質の分解産物ですので高蛋白質の食事を摂取した時でもBUNは高めになります。
 
 
 

どんなときに検査するの?

 腎機能障害が疑われるときに検査します。また、透析をされている患者さんの場合は透析前と透析後で採血し、血液中のBUNがきちんと排泄されたかを確認するのにも使います。
 医師がオーダーする全身を診る検査セットにもよく含まれている項目でもあります。
BUNの自宅検査について詳しくはこちら
 

腎臓病の食生活で気をつけることは?

 上にも書きましたが、BUNは蛋白質が代謝されて腎臓から排泄されます。機能が低下している腎臓にできるでけ負担をかけないためにも、腎機能の低下している方は蛋白質の摂取を控えることが必要になります。同じように、腎臓に負担をかけないという理由で塩分の摂取も控えるようにしましょう。
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異常を示す疾患・症状
低値 低蛋白食、妊娠、肝不全、腎機能正常者の多尿状態など
高値 腎不全、尿路閉塞、高熱、脱水症、高蛋白摂取、薬剤使用(利尿剤、抗生物質など)など

 
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