CK(CPK・クレアチンキナーゼ)―血液検査の結果の見方・わかること

CK(クレアチンキナーゼ)

CK(CPK)って何?

 CK(CPK・クレアチンキナーゼ)は骨格筋や心筋、脳などに多く含まれる酵素で、ATPの再生産などエネルギーの代謝に関係している酵素です。さらにCKにはいくつかの種類があり、骨格筋に多く含まれるものをCK−MM、心筋に多く含まれるものをCK−MB、脳に多く含まれるものをCK−BBと呼んでいます。CKはこれらの総称ということになります。
 

CK(CPK)検査によってわかること

 CK(CPK)は体を動かす筋肉や心臓の筋肉に多く含まれていますので、これらの筋肉が障害を受けると血中濃度が上昇します。このようにCK(CPK)は筋組織の障害の指標になる酵素ですが、さらに細かくCKの種類を調べることによって詳しい診断ができるようになります。同じCKの上昇でも、CK−MMが上昇していれば骨格筋の障害(筋肉痛など)、CK−MBが上昇していれば心筋の障害(心筋梗塞など)などが推定できます。
 
 

どんなときに検査するの?

 主に心筋障害を疑うときに測定します。骨格筋の障害によってもCKは上昇するのですが、骨格筋の障害というのは、運動による筋肉痛であったり、事故や手術で筋肉を切ったりした時など見た目や理学所見などで判断できる事が多いため、あまり筋障害の判定目的では測定しません。胸痛発作出現や心筋梗塞を疑うときなど、CK−BMやMbと併せて測定します。
 また、医師がオーダーする全身状態を見る標準的な採血項目セットにもよく入っている項目でもあります。
 

 
異常を示す疾患・症状
低値 長期臥床、甲状腺機能亢進症、妊娠など
高値 急性心筋梗塞、心筋炎、筋ジストロフィー症、筋肉運動、甲状腺機能低下症など

 
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