ALT(GPT)―血液検査の結果の見方・わかること

ALT(GPT)

GPTなど生化学9項目を自宅で検査できます

ALT(GPT)って何?

 ALT(アラニンアミノトランスフェラーゼ)はトランスアミナーゼと呼ばれる酵素の1種で、ASTと共に肝機能を評価する際に測定する非常に重要な項目のひとつです。また日本では昔からGPTと呼ばれていたため今現在でも施設によってはGPTと呼ばれているところも少なくありません。
 

ALT(GPT)検査によってわかること

 ALTは逸脱酵素(*1)の1種で、肝臓に多く存在しています。肝炎ウィルスや薬物などさまざまな理由で肝細胞が障害を受けると、そこからALTが血液中に流れ出てしまいます。よって血中ALT値の上昇は肝疾患の有力な指標として検査されます。

*1 逸脱酵素
血中よりも特定の組織中に多く含まれているタイプの酵素はその組織が障害を受けて破壊されるとそこから血中へと酵素が流れ出るため、血液検査をするとその酵素の濃度が上昇しているのが確認されます。このように組織からの逸脱によって上昇するところから逸脱酵素と呼ばれています。「逸脱酵素の上昇=その組織の障害」と考えることができます。


 
 

どんなときに検査するの?

 ALTはASTと共に急性肝炎の発見や慢性肝炎の経過観察などに利用されています。肝疾患にはさまざまな病気がありますが、ASTとALTは疾患ごとに特徴的な比率を示すことが多いのでAST、ALT両方の値を測定することによって各種肝疾患の鑑別に利用することができます。
 また、医師がオーダーする全身状態を見る標準的な採血項目セットにもよく入っている項目でもあります。
GPTの自宅検診について詳しくはこちらから
 
異常を示す疾患・症状
低値 絶対安静患者、人工透析患者、妊娠など
高値 脂肪肝、急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変、劇症肝炎、アルコール性肝障害など
 
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血液検査の結果の見方・わかること -ALT(GPT)-

  
免責事項
本ページ内で掲載している内容はあくまで参考のものです。検査データからだけでは把握できない病態も多くあり結果が正常値だからといって異常がないとは言い切れませんし、異常値が出たからといって必ずしも異常であるとは限りません。体調に異常や不安を感じている方はページ内の情報だけで判断せず、医師の診察を受けることをお勧めします。このページで起こりうるすべての事柄に関して作者はその責任を負わないものとします。
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