HbA1c(グリコヘモグロビンA1c)―血液検査の結果の見方・わかること

HbA1c(ヘモグロビンA1c)

HbA1cを自宅で検査できます

HbA1c(ヘモグロビンA1c)って何?

 HbA1c(ヘモグロビンエーワンシーと読みます)は、血液中のグルコースが赤血球に含まれるヘモグロビンと結合したグリコヘモグロビンの1つです。血液中の糖分(グルコース)が高いとグリコヘモグロビンの量も多くなるので糖尿病などの血糖管理に有効な検査項目といえます。
 

HbA1c検査によってわかること

 HbA1cは血中のグルコース濃度が高いと上昇する傾向にありますが、HbA1c自体はグルコースと赤血球(ヘモグロビン)の結合した物質ですので赤血球自体が壊れてしまうとHbA1cも壊れてしまいます。そのような理由のため、HbA1cは赤血球の寿命から考えて過去1〜3ヶ月の平均血糖値を反映していると考えられています。
 HbA1cの正常範囲は4.3〜5.8%とされています。HbA1cの結果が高値であるということは、「過去1〜3ヶ月の血糖値が平均して高値だった」という解釈ができます。
 目安として
HbA1cが7%の時で平均血糖値150mg/dlにあたり、7%を中心にしてHbA1c1%の差が血糖30mg/dlに相当すると考えられています。
 
 

どんなときに検査するの?

 グルコースとほぼ同じで低血糖高血糖糖尿病を疑うとき検査します。糖尿病治療を行なっている場合でしたらその治療効果を判定するのにも測定します。HbA1cは過去1〜3ヶ月の平均血糖値を表しますので、「明日は採血があるから甘いものは控えとこう。」というふうに検査前日に食事制限をしたところでそれ以前の生活がちゃんとHbA1cに反映されてバレてしまいます。糖尿病の血糖管理をしている方は検査前日だけでなく、日ごろからの管理をきっちりとしておきましょう。
 

HbA1cを下げたい!

 HbA1cが高い状態ということは過去2ヶ月前後に渡って血糖値が高かったことを示します。まずは血糖値を正常値に近づけることを目指しましょう。血糖値を下げるには、やはり糖分の摂取を控えることが重要ですが、それだけではなく「カロリーの摂りすぎ」にも注意しましょう。定期的な運動も心がけるようにします。
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